“ブハーリン”とは?

不意に思い出した…

サハリンのユジノサハリンスクに在る大型商業施設“シティーモール”の3階に、ビアレストランの<ブハーリン>が在る。

↓店内のディスプレイが渋い…
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<ブハーリン>では、所謂“地ビール”を醸造している。3種類―ピルスナー系、エール系、黒ビール―のビールがなかなかに美味い。つまみにはソーセージ類が充実している。料金もリーズナブルな範囲だと思う。

この“ブハーリン”だが、命名の由来が少々気になった。

ロシアの歴史を紐解くと「ニコライ・イワノヴィチ・ブハーリン」(Николай Иванович Бухарин)(1888年9月27日 - 1938年3月15日)という革命家が居る。ブハーリンは1920年代の活躍が知られる人物なのだが…<ブハーリン>の店内も、何処となく1920年代辺りを意識したような、渋い内装だ…

サハリンで会った友人と<ブハーリン>を訪ねた経過を話した。同行した皆さんと、リーズナブルな料金で存外に楽しめたことから、「あそこは意外に好い」という話しをしたのだが、店の「命名の由来」に話しが及んだ。

↓昔の新聞風な、持ち帰っても構わない、チラシを兼ねたメニューが置いてある…
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私は「革命家のブハーリンから?」と尋ねたのだが、友人は「多分違う」と教えてくれた。

<ブハーリン>は“ブハーチ”という、「大酒を喰らう」という意味で用いられることが在る語から思い付いたものであろう、という話しだった…

↓その“ブハーチ”を露和辞典で調べてみた。
бухать(ブハーチ)
・鈍い音を立てる
・鋭い音を立てて投げる
・(一挙に大量のものを)どさっとぶち込む
・倒れる、落ちる、飛び込む
・うっかり言ってしまう(やってしまう)

「大酒を喰らう」というのは、多分「(一挙に大量のものを)どさっとぶち込む」から来ているのであろう。

<ブハーリン>が“ブハーチ”=「大酒を喰らう」から…一寸面白い…

この記事へのコメント

  • 玄柊

    私もあのブハーリンを思い出しましたが、「大酒を喰らう」というユーモア溢れる意味でしたか。今、2年前にサハリンへ同行していただいたN教授がユジノサンリンスクとアレクサンドロフスクを訪問中です。チエホフと小熊秀雄に関心を寄せている人々を引率しているようです。10月末に東京でこの方と会いますが、土産話が楽しみです。
    2011年09月30日 17:28
  • DJ Charlie

    玄柊さん、私は「何故あのブハーリンなのか?!」と思っていたのですが、サハリンの友人に「“大酒を呑む”から来たらしい」という説を聴いて大笑いしました…
    このレストランが入っている<シティーモール>は「躍進しているサハリン」を象徴するような面が在る場所で、サハリンを訪ねる方はかなりの確率で寄っているようです。10月末に会われるという先生も立寄られているのでは?また、行った仲間で軽く呑むには、この<ブハーリン>はなかなかに好適な場所ですよ!!
    2011年09月30日 19:03

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