『探偵は吹雪の果てに』

「ススキノの便利屋」こと“俺”が活躍するシリーズ…

↓第5作である…

探偵は吹雪の果てに

第4作までは、1980年代半ばから末辺りが想定されていて、“俺”は30歳前後だったのだが、今作では十数年を経て40代半ばに差し掛かっている…シリーズのこれ以降の作品は“第2期”などと呼ばれる場合もある…

“俺”は相変わらず「ススキノの便利屋」である…

“俺”は知り合いの店でヤクザ者が暴れていると聞き付け、それを止めに行った…場を収めて帰ろうとすると…追い払ったヤクザ者達が待ち伏せしていて、数人掛かりで殴られて気を失ってしまった…

“俺”が気付けば、そこは病院だった…その病院で出会ったのは、昔付き合っていた純子だった…彼女は付添婦として働いていたのだった…

純子とは、とりあえず再会して別れて…というつもりであったのだが、純子は道北の小さな町のある男に手紙を届けるように“俺”に頼む…“俺”は用事を引き受けた…

というところから“俺”の思わぬ大冒険が始まる…

やや懐かしい感じがするススキノを舞台にした“第1期”も愉しいのだが、「独自の価値観を保ち続け、独特な“立ち位置”で昨今の世相を見詰める男」という風情の“俺”が活躍する“第2期”は更に愉しいと思う。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック