増毛の歴史の中で、“本間家”は大きな存在感を有している…その“会社兼住宅”だった建物が博物館になっている。職員の方が解説をして下さるのだが、実に面白かった!!
↓増毛駅から、かの有名な酒造会社“国稀”の方へ進むと、直ぐに判る…
↑見るからに「史跡!!」というオーラが出ている…
本間家の初代…彼は佐渡から小樽に出て来て、呉服商をやっていた。鰊漁で栄えていた増毛は、当時の行商を盛んにやっていたという呉服商の業界では“重要地点”だったのだが、やがて増毛に呉服の店を開いた…
増毛で“丸一”の屋号の下に始めた呉服店は繁盛し、やがて酒造、海運、漁業等の事業に乗り出し、本間家は「町で一番の豪商」となっていく…
↓建物には、本間家の屋号である“丸一”の暖簾が掛かっている…
↑館内の職員の方も、このマークが入った半纏を羽織っている…
現在、博物館になっている家は、明治時代に通算10年間程度で築いたという“会社兼住宅”だ…一見すると質素だが、細かい箇所に随分と手間(金!!)を掛けている建物である…
建物は最近まで本間家の関係者が住んでいた…累年の色々なモノが在る…
増毛では大正時代に電気が入ったそうだが、本間家は電力供給の会社を興し、逸早くこの建物にも電灯を導入したという…そのシャンデリア風照明が残っている…
「明治時代の呉服商」というものは、何となく「江戸時代以来の雰囲気」を残していて、時代劇のセットのような場所も在るのだが、その空間の隅にさりげなくハイカラなものが入っていたりするのも面白かった…
冠婚葬祭では“4部”に分けて、大勢の関係者を隈なく招いたそうだが、広めな廊下は畳を入れてその種の催しに対応するようになっている…
随所に、明治時代の高名な書家の作品が貼られていたり、黒檀のような高級木材がさりげなく使われていたり、漆塗りを施した箇所が無造作に在ったり、当時どころか現在でも珍しい“模様入り摺り硝子”がさりげなく使われていたりした…余りに豪勢なので、「女中の部屋」ということになっていた場所を視て、ホッと安堵した程だった…
この種のモノ!!とにかく愉しい訪問先である!!
↓旧本間家の様子…

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