また、「ロシア発の日本語版ニュース」を視た…震災関連ニュースだが、ロシアでも伝えられている…
>【scrapbook】: ロシアでも日本の震災に関係した報道が続いている…
各国の援助隊も被災地へやって来て、支援の輪が拡がっている状況だが…多少愕きながら接したニュースは、「ロシアの一般市民の反応」である…サハリンでは、ユジノサハリンスクの日本国総領事館が入居するビルの辺りで、「災害の犠牲者に花を手向けよう」と人々が集まって追悼式が催されたというのだ…(皮肉な言い方で恐縮だが)「社会的な地位が在る人達のパフォーマンス」ということでもないらしい…とりあえず催された式の後も、大勢の人達が花を手向けているというのだ…彼らは、“彼らなりの流儀”で未曾有の大災害に見舞われた人々への“連帯”の心情を示してくれた訳だ…
ユジノサハリンスクの場合…地元テレビ局による番組の気象情報コーナーで“稚内”とか“札幌”という予報地点も映しているらしい…ということは…それなりに日本に馴染んでいる訳で、凄く気にしていてくれるのだろう…災害の規模が凄まじく、ロシアのメディアでも相当取上げられていて、更にインターネットを見れば世界中の報道機関が情報を出している。ユジノサハリンスク辺りに限って言えば、必ずしも一般的でもないのだが、稚内で視られる日本の衛星放送が映るので、それを通じて連日連夜伝えられる画を視ている方も在るのかもしれない…
こういう具合に紹介すると、何かサハリン辺りの“特殊事情”とも思えるのだが…そうでもない!!遠くサンクトペテルブルグでも、日本国総領事館が入居する建物に人々が集まって「災害の犠牲者に花を手向けよう」という動きが在ったのだそうだ…
偶々ロシアでの動きを伝えるものが眼に触れたのだが、多くの国々で、大勢の人達が被災地域の安寧を祈り、犠牲者を悼んでいる…そして居合わせた同国人の無事を願っている筈だ…
そんなことを思い、色々な国の報道機関による英語サイトに眼を通してみた…非常に大雑把にではあるが…
旧い友人からメールを頂いた経過が在ったので、ラトヴィアのサイトを視てみた…
↓これなどは、「ニュージーランド地震の際の、日本国内でのニュース」と“同工異曲”である…
>No information about ten Latvian residents currently in Japan - RIGA, March 13 (LETA)(英語)
>All Latvian tourists in Japan have been contacted - RIGA, March 14 (NOZARE.LV)(英語)
↑滞日中のラトヴィア人の中に、連絡が付かない人達が居て、夥しい数の避難者が居る中で、どうしているものか案じられるという内容…そしてそうした人達と、彼らの旅行手配をしたラトヴィアの会社との間で連絡が取れたことを伝えるものである…
恐らく、この種の話題は各国で在ることであろう。そして、日本国内の外国公館でも、登録されている滞日者の消息確認に躍起になっている例が多いものと想像する…
というようなことなのだが…現時点に至って、世界各国の関心は“軸足”を若干移している感も在る…
↓例えばこれである…
>Focus: Japan struggles to recover from earthquake, tsunami(英語)
↑これはドイツのサイトで、日本発のニュースを纏めたページになっている…未曾有の災害を受け、懸命に後始末が行われている様が伝えられているのだが…何時の間にか“原発”の件が比重を増やしている…
原発の件…“万が一”が発生してしまっている…これを巡り、欧州諸国等では「原発を巡る国内論争」というようなものが、不思議な活況を呈してきた模様だ…
↓例えば、このイタリアのサイトが伝える話しは、そういうものの“典型”かもしれない…
>Japan's nuclear woes rekindle debate on Italian plans - Milan, March 14 (ANSA)
↑ミラノから配信されている記事では、イタリア国内の「エネルギー政策論争」が熱くなってきた様を巧く纏めてある…
欧州諸国では、1986年の“チェルノブイリ”以降、原発は殆どの国々で新設することが忌避されてきた…しかし近年、石油資源等への依存に“限度”が在ることや、水力発電等の手段で電力を得る手段も難しいことから、原子力発電導入が検討され始めている。イタリアでも近く廃棄物処理施設の建設に着手し、2020年代には原子力発電を導入することにしていたらしいのだが…日本の事故を受けて、“反対派”、“懐疑派”の声が高くなって来ている…対する“推進派”は、地震、更に大地震の発生状況が日本とイタリアとでは異なること、日本で問題になっている機器と、導入しようとしている機器とでは“世代”も違っていて状況が異なること、昨今の“リビア情勢”のような不穏な事態で価格が乱高下する石油資源等への依存度を含める必要性、というようなことから“反対派”や“懐疑派”に反論しているという…
或いは、これは「日本での原発関連の議論」と“同工異曲”のようでもあるが…日本の事態を踏まえて、この議論が各国で熱くなっているようだ…
未曾有の地震災害で、原発の機器が想定外の壊れ方…この状況を見届けるべく、各国、或いは国際機関の原子力専門家が日本入りしようとしている話しも伝わっている…それは結構だが…現在、「非常に危険な状態」に入っているらしいのが非常に気になる…
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