<航海日誌>:9月13日

*旅行期間中のメモを整理し、<航海日誌>と題して公開する…

9月13日(月)

FIBA2010の結果を視た後、何となく支度をした…

支度と言っても、何をした訳でもない…半袖シャツを着るのか、長袖のシャツを着るのか迷い、結局半袖のサッカーユニフォームを着た…そして、風が冷たくなった場合を考慮し、その辺に在ったで求めたトートバッグを掴み、最近時々着用し始めたデニムのジャケットを放り込んで持参した…

稚内港の国際旅客ターミナル…私にとっては見慣れた場所だが、今日は「酷く混雑」という意味では必ずしも見慣れたいう訳でもない光景が広がっていた…

フェリー<アインス宗谷>の2等船室というのは、利尻・礼文航路の旧い船同様の“平土間”である…私にとっては、必ずしも居心地が良い訳ではないタイプだ…そして混んでいる…

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船に乗ると、直ぐに幕の内弁当が配布された…何ということもない代物だ…それを抱えて、指定された区画を無視―下船するまで、場所を確認することさえしなかった…―して後部甲板に向かった…

結局、航海中は殆どの時間を後部甲板で過した…途中、若干中に入って煙草―免税故の1カートン1,900円は有難い!!―や飲み物を求めたが…

後部甲板には、私と似たような感覚で混み合った“平土間”を厭う若干の日本人が見受けられた他、戸外を気持ち好いと考えるらしいロシア人グループが目立った…

稚内が遠ざかった…利尻富士は残念ながら見えなかった…やがて宗谷の“風力発電”が視える…進行方向に対して右舷側である…

やがて…海峡を渡る風が多少冷たく感じられる―上着を持込んで正解だった…―ようになり、船は国境に近付いた…国境と言っても海上に何かが在るでもない…そして左舷側にサハリンの陸地が見えた…

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サハリンの陸地が見える辺りで、低温の海水と、陽射しで温められた空気が触れ合って霧が発生していた…その霧が晴れた辺りで、イルカが海面に跳ね上がる様が見えた…甲板に居た人達から歓声が上がった…巧く写真こそ撮れなかったのだが…

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到着まで1時間を切ってくると…大型タンカーやLNG船が見える…そして進行方向右舷側にLNG工場が見える…この工場を建てるまでの顛末が出て来る『エネルギー』という小説を読了したばかりだった…

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コルサコフ港が近付くと…モーターパラグライダーをやっている人が居るのが見えた…モーターパラグライダーというものを初めて実際に視た…今日のような晴天であれば、酷く気持ちが好いことであろう…

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フェリーは定刻の日本時間15時30分、サハリン時間17時30分に到着した…混雑していただけに、上陸までやや時間を要した…フェリーが埠頭に着いてから、入国手続きをする場所までバスで動く…バスが一寸揺れたが…今日のフェリーはバスよりも揺れなかった…素晴らしい船旅だった!!

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コルサコフからユジノサハリンスクへ移動…郊外風の場所を通り抜け、ユジノサハリンスク市内に入ると、次第に交通量も増える…そして馴染みのホテルに到着してチェックイン…

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とりあえず空腹を禁じ得ない…1,000ルーブルを準備しておいて正解である…駅前のハンバーガーショップへ向かった…途中の広場に設けられた噴水がライトアップされていて、なかなか綺麗だった…

ハンバーガーショップ…何となく緩い感じもする雰囲気だ…客足が絶えないのが多少愕く…“ダブルチーズバーガー”、“スパイシーチキン”、“マッシュバーガー”(ハンバーガーにマッシュポテトが入っている!!)と買い込み、ホテルに引揚げた…

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何か…日本時間では中途半端な時間帯ながら…サハリン時間では何時の間にか微妙に遅めな、居眠りしていることもあるような時間帯になってしまう…

>>Voyage : SEP 2010 (Yuzhno-Sakhalinsk and Korsakov on Sakhalin, Russia)

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