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サハリン…宗谷岬、稚内公園など、稚内市内には条件(晴れ渡っていて、海の水蒸気が薄いような状態)が整っているとサハリンの島影が見える場所が在る。
北海道の北端部ということになる宗谷岬から、サハリンの南端部であるクリリオン岬までの距離は43km程である。
43kmとはどの程度の距離か?過日、大きなマラソン大会でお笑い芸人が出場してエライ目に遭ったという話しが伝えられたが、フルマラソンは42.195km…この43kmにやや近い…
街の道路は、時速40kmとか50kmが制限速度の場所が多い。"43km"というのは「車で一時間前後の距離」ということだろうか…
利用した経験のある鉄道などを思い浮かべ、少し調べてみた。「あそこから、あそこは?」と一寸思い浮かんだ区間は、最近は列車の速度が向上しているお陰もあって、あっという間に43kmを超えて50kmや100km近くになってしまう…
「43kmに近いか…」と思えた区間を下記に挙げてみる。
稚内・豊富 間(JR):43.5km (稚内から旭川や札幌へ南下する特急列車が、南稚内駅を出て最初に停まるのが豊富…)
札幌・千歳 間(JR):41km (札幌から新千歳空港へ向かう列車で、空港の手前で停まる千歳市内の駅が千歳…)
札幌・岩見沢 間(JR):40.6km (稚内から札幌へ特急列車で向かうと、終点の札幌の一つ前に停車するのが岩見沢…)
東京・大船 間(JR):46.5km (鎌倉・横須賀方面を何度か訪ねた際に大船を通過したことがある…)
上野・取手 間(JR):39.6km (上野・水戸 間の普通列車や特急列車を何度も利用したことがある…)
京都・新大阪 間(JR):39km (関西旅行をした際、関西国際空港・京都間の列車に乗車したことがあった…)
参考:Yahoo!路線情報
他にも色々と考えられるであろうが、読者諸賢におかれては、手近な場所を例に距離を想起していただければと思う。
稚内からサハリンの最短距離はこのように近いが、「北海道の北口」である稚内港も、「サハリンの南口」であるコルサコフ港も、深い湾の奥に立地する港である。従って両港を船で結ぶと、航行距離は158km程度となる。
稚内港とコルサコフ港との間にはフェリーが運航されている。2009年の運航期間は5月から10月である。(スケジュールや料金などは、"ハートランドフェリー"のサイトで…)
このサハリンだが、私自身としては「"日本国旅券"(日本のパスポート)を携えて国境の外に出て、初めて辿り着いた外国」ということになる。それも、何時の間にか随分と旧い話しになってしまった…当時は現行のものよりも大きなパスポートであった記憶がある。
サハリンは、旧くは日本領であったが、今行けば「異国」以外の何物でもない。
日本の先人が、サハリン南部で暮らしていた時代…殊に1905年からの40年間には精力的な活動が在った訳だが、1930年代辺りには、当時としてはなかなかに高度な水準の建造物が各都市に見受けられるようになっていた。サハリンの都市には、そうした建物が一部残っている。往時と同様の目的に使用されているものや、全く別の目的で使用されているもの、或いは使用されていないものも見受けられるが…
サハリンの都市には、そうした日本時代を偲ばせるものの他、「ソ連時代風の建造物」も存外多い。サハリンには、1940年代後半辺りから、どうも1980年代前半位までの間に、ソ連全土から様々な型で人の流入、また流出があったようだ。そういう中、「建設!!」という機運が強くなっていた1950年代から1960年代に集合住宅等が随分建った様子だ。それらが街には存外多い。
近年のサハリンは、少し様子が変わっている。1990年代以降、サハリンでは資源開発が進められている。最近、天然ガスを引き込み、液化して"LNG"として輸出するための施設が始動した。(その施設は、稚内港からコルサコフ港に向かうフェリーの甲板から見える…)というように資源開発がどんどん進み、社会資本の整備が進み、街には新たな施設も多々出現し始めている。
という訳で、サハリンで街を歩くと「"過去"(むかし)、"現在"(いま)、そして"未来"(あした)が同居」しているように見える。"不思議"な世界だ…

↓2008年5月・10月に撮影のサハリンの様子を下記リンクから御覧頂くことが出来る。
Reise:Sakhalin island, Russia in MAY 2008
Reise:Sakhalin island, Russia in OCT 2008
↑上記リンクを開くと、写真が並んでいる。
その写真で気になったものをクリックしていただくと、“アルバム”風に纏まったものが出て来て、各写真を愉しんでいただける仕掛だ。
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